ほんの1冊
「ヨーロッパおもしろ鉄道文化 ところ変われば鉄道も変わる」海外鉄道サロン著(交通新聞社新書)
5月の連休時になんばの旭屋で見つけた1冊。交通新聞社新書は粒ぞろいなので、興味があるテーマはたまに買います。
これも、ヨーロッパの鉄道事情についていろいろ触れた本ということもあり、思わず買ってみた。ただ、2011年発行なので、情報がやや古い。それでも、たかだか10年前なので、当時の鉄道事情がわかるだろう、ぐらいだったのだが。通貨のユーロ導入前の話もいろいろあって、それはちょっと古過ぎじゃないかと。海外の鉄道事情についてあまり知らない人が読むぐらいならいいが、この情報をたよりに海外旅行する場合は気をつけた方がいい。
それでも、車内の、特に、コンパートメントなどでのマナーやエチケットなどは、「なるほど」と思うことが多いし、バリデーションや検札の話題は今にも通じる。現代の話題であれば、やはりインターネットのチケット購入とかWiFi事情など知りたいところ。わたしは、ICEもTGVもネットで購入したし。お得なパス関係も書いてくれるとありがたい。あと、わたしにとってはわかりずらい、ゾーン制運賃とか。
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