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2017年11月21日 (火)

「怖い絵」展@上野の森美術館

やっと、上野の森美術館の「怖い絵」展に行ってきた。
平日でも80分待ちという大人気のこの展覧会。じゃあ、土日に行ってもいっしょかと思ったが、ここのところの週末巡業のため、土日に時間が取れない。そこで、今日年休を取って行ってくることにした。朝イチで行きたかったが、朝弱いわたしは結局 10時まで寝倒す。美術館には11時40分着。60分待ちでした。10時半に来たら30分待ちだったので、やはり早く来るべきだったか。でも、時間つぶし本やらiPadを持ってきてたので、それほど苦にならなかかった。

で、 12時50分頃ようやく入場。知人のススメで珍しく音声ガイドを借りる。入ってすぐは混み合っていたけど、中はそれほど混んでない。真ん前で見ようと思わなければ大丈夫。知人の話では順路が順路でなかったと言ってたが、そんなカオスではない。実は「怖い絵」の本は読んだことがなかったが、いやあ、いい絵がいっぱい来てる。非常に見応えがありました。よくこんだけの絵を揃えることができたもの。目玉は、最後のフロアに展示されていたポール・ドラローシュの「レディ・ジェーン・グレイの処刑」日本初来日。ロンドン・ナショナル・ギャラリーでも人気作で絵の前の床がすり減ったという逸話があるほど。これもそれほどの人だかりではなくてじっくり見ることができました。満足満足。

ミュージアムショップも意外と空いてました。図録はもちろん、ポストカード7枚。クリアファイル。マグネット2つ。文庫カバー。そしてキャラメル。ただ、文庫カバーは1種類しか残ってなかった。残念。買ったけど。上野の森美術館出たときには 14時30分。すっかり長居してしまいました。
昼ごはん 豚肉炒めと唐揚げ(上野駅ナカ)
晩ごはん 豚肉と白菜とにらの水炊き風

「北斎とジャポニズム」@国立西洋美術館
 続いて、国立西洋美術館の「北斎とジャポニズム」にはしご。こちらはそれほどの混雑ではなかった。ただ、北斎の絵が小さかったので、そちらには人だかりができてました。なので、それは後ろから眺める程度。ほかは近くから見ました。北斎もさることながら、北斎に影響を受けたと思われる構図の海外の西洋画も多数展示されて興味深い。海外のガラス製品にとんぼとかカエルとか日本からの影響じゃなきゃありえんだろうみたいなのも。なので、学芸員の方が長くに渡って研究した成果というよくわかる。でも、ここでは図録は自重。ポストカード数枚とポチ袋だけを購入。

「カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」@汐留ミュージアム
 ついでにようやくここに来る。新橋でパナソニックが持ってるミュージアム。カンディンスキーの抽象画が昔から大好きで。でも、期待したほど、カンディンスキーの絵がなかった。ちょっと残念。半分以上のルオーの絵。ルオーはルオーで面白かった。でも、抽象画以前のカンディンスキーの題材が見れたのは新発見。「商人たちの到着」という絵で、宮城県美術館で所蔵しているものらしい。

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