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2009年9月25日 (金)

読了

「翻訳夜話」村上春樹・柴田元幸(文春新書)

 本務先の図書館で借りた一冊。これで、今月7冊目の読了。なんか飛ばしてます。
 奥付を見ると「平成12年10月20日」とある。つい、こないだ出たように思ったけど、そんなに前だったんですね。特に村上春樹好きというわけではないのですが(実際、村上春樹は一冊も読んだことがない)、なんとなくタイトルにひかれて気になった一冊でした。でも、柴田元幸の名前はよく見かけるので、以前から知ってました。もっとも東大の先生てのは最近知りましたが。
 で、今回図書館でなんとなく検索して借りて読んでみました。翻訳家の友人がいるおかげで、割と翻訳に関する本を読みます。例えば「翻訳家の仕事」(岩波新書)。
 この一冊は、この著者二人が大学の講義や、翻訳学校の生徒の前で質疑応答形式で行った授業をまとめたもの。大学生たちが翻訳に関する質問が興味深かったです。文中、私が大学の英語の講義でならった先生の名前も登場したりして。あの当時はそんなに有名な人とは思わなかったですけど(笑)。あと、二人が同じ作品をそれぞれで翻訳した試みも面白かった。

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