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2009年9月21日 (月)

読了

「原始の骨」アーロン・エルキンズ(ハヤカワ文庫)

 一気に読んでしまいました。犯人はこの人だろうなあ、というのは珍しくも今回は当たりました。でも、動機については「おお」となるほどと思ってしまいました。あの2000年の旧石器捏造事件を彷彿とさせました。当時わたしは毎日新聞を購読していたので、あのスクープ記事はインパクトが強かったです。アーロン・エルキンズはこの事件は知ってのかどうか。少なくとも訳者は知っていたはずじゃないかと。この本は、ストーリー展開も面白かったですが、ジブラルタルが舞台となっていることもあり、いろいろな味付けの妙を感じました。ジブラルタルって、ネアンデルタール人が発掘された場所だったんですね。考古学や人類学が専門の人が読むとどうかわかりませんが、わたしは純粋に楽しめた一冊でした。
 次はとりあえず、図書館で借りた読みかけの新書本へ。「街角の科学誌」(中公新書ラクレ)という本。前言ってることとちゃうやん、という突っ込みはなし。
昼食 カレーとナン(ミルミレ)
夕食 餃子定食(日高屋食堂)

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