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2007年9月28日 (金)

読了

「天球の調べ」エリザベス・レッドファーン(新潮社)

 5年越しの読了。購入当時、タイトルにひかれて買ってしまいました。天文学をテーマにした歴史ミステリーというのは珍しかったので。フランス革命後のロンドンが舞台。小惑星の発見やら、星表を使った暗号文、ティティウスの集い、など、天文通にとっては興味深い設定が多いです。でも、この時代に星座が88個というのはちょっと苦笑い。
 さて、私の場合、ハードカバーの本を読破するのは時間を要します。文庫や新書に比べると持ち歩く機会が少ないので、どうしても読み通すのに時間がかかってしまいます。「天球の調べ」は、読書浴で地道に読んでいって、この1週間ほどで後半を一気に読んでしまいました。ミステリーとしてはなかなかの佳作だと思います。(ダヴィンチなんとかと比べればよっぽどおもろい)。犯人は、ラスト3分の1でだいたい読めましたが、その背後にある陰謀にははらはらしました。読んでみたい人はこちらから↓


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